未払い残業代を退職後に請求することができる
以前勤めていた会社を退職した後でも、未払いの残業代がある場合には遡って残業代の請求をすることができます。
サービス残業がかなりの時間になっている場合、請求すれば数十万円から百万円以上の金額を取り戻すことができることもあります。
自分で請求することも不可能ではありませんが、法的な知識と折衝能力が必要とされるので、弁護士などの専門家に代理で請求してもらったほうが確実です。
サービス残業代を請求する場合には証拠を揃えておくことが必要となるので、退職前から弁護士に相談をしておき、どのような書類が証拠となるかを教えてもらって、退職前に証拠集めをしておくことがとても重要となります。
タイムカードなどもコピーして集めておけば、証拠として役立つこととなります。
請求に応じてもらうことができれば、弁護士報酬を支払い、残った金額が手元に戻ってくることになります。
未払い賃金の請求債権には時効があるので、できるだけ早く請求をすることが肝心です。